写真展【深草点描】開催します
この度、写真をやっている友人と2人で、ここ数年の伏見深草を題材とした写真展を、深草の地で開催することとなりました。
非常に短い会期ですが、ぜひお越しいただければ嬉しいです。
中田絢子 嶋田裕司 写真展
【深草点描】
日|2023年9月9日(土)〜9月11日(月)
時|11:00〜16:00
場|墨染寺
京都市伏見区墨染町741
075-642-2675
京阪本線 墨染駅より徒歩3分
伏見深草に縁のある撮り手2人による、主に墨染周辺を捉えた写真展。深草という共通の光景を、互いに異なる視点と手法で描く。
作家プロフィール
■中田 絢子 Junko NAKATA
深草在住歴6年のフリーランス。伏見をえこひいきするまちの写真館「伏見の写真館これから」館主。心斎橋の写真ギャラリーソラリス主催の写真教室講師。日頃より持ち歩いているフィルムカメラで撮影したカラープリント約15点を展示。 https://10com.tumblr.com
■嶋田 裕司 Hiroshi SHIMADA
写歴15年の公務員。暗室での銀塩プリントから近年はデジタルプリントにも手を染め、帝塚山Gallery LimeLight主催の企画展「モノクロベスト2022」で1位を獲得。2年間の深草勤務で感じた情景を、約20点のモノクロプリントで展示。 https://instagram.com/simachan1967
わたしは普段から、依頼を受けた仕事以外でも写真を撮っています。
撮影の対象は、自分の生活の中での出来事や風景で、使うカメラは小型のフィルムカメラです。
ある日もいつものようにカメラを提げて、ぼーっと墨染のフレスコで買い物をしていたら、大阪の写真友達である嶋田さんに呼び止められました。
なんでこんなところにと尋ねると、勤務先が数年間だけ墨染になったとのこと。
それから嶋田さんのSNSには、わたしの知っている墨染の知らない景色が、たくさん並ぶようになっていきました。
似たような場所を歩き、似たような場所で写真を撮っているのに、わたしのとは全然違う写真たち。
並べてみたらきっと面白いなあと思って、一緒に写真展をしませんかとお誘いしたのが、今回の写真展のきっかけです。
深草の写真なんだから、深草の人たちにたくさん見てもらいたいですね、と嶋田さんが提案してくれました。
が、このまちにはアートギャラリーがありません。
そこで、わたしが何かとお世話になっている墨染寺さんにお願いして、展示会場として使わせていただけることになりました。
ご快諾いただけてありがたかったです。
こうして舞台は整いました。
わたしたちも墨染寺さんも、お寺での作品展は初の試みです。
ご不便をおかけすることも多いかと思いますが、わたしたちの挑戦をぜひ一緒に面白がってください。
いろんなご意見をお聞かせくださいね。
また、わたし個人は、約3年半振りにまとまった数の作品を発表する機会となります。
2018年から、自分自身が暗室で手焼きしたカラー銀塩写真の制作に取り組んでおり、今回もその昔ながらのアナログな技法で写真を作ります。
写真を紙で見る機会のないみなさんに特に見てほしいです。
対して、嶋田さんはデジタルでモノクロ写真です。
モノクロ銀塩写真を学ばれた嶋田さんが挑む、デジタルモノクロ写真の表現にもぜひご注目ください。
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